2018/06/12

中学国語と発達支援②

定期テストでは、2~3つ以上の単元が
範囲となることも多いです。

時間的に、あるいは分量的に
全範囲を学習するのがむずかしい場合、
どの単元から優先してとりくむと
よいのでしょうか。

前回(中学国語と発達支援①)の続きです。

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説明文/物語文/詩・随筆 のどれが
お子さんにとって理解しやすい内容なのか、
人によってそれぞれちがいます。

一概には言えませんが、
これまでの個人的な実感としては、

・数学や理科的な分野に興味のある
 お子さんは、説明文(論理的文章)

・空想や歴史が好きなお子さんは
 物語文(小説的文章)

・日常生活や道徳に着目しやすい
 お子さんは、随筆や訓話(古漢)

の題材だと、比較的なじみやすく
学習できることが
多いように感じます。

限られた時間のなか、
どの単元を優先して学習するのか、
そのあたりもふまえながら、
選定していくとよいかと思われます。

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そしてテスト後は、どの教科でもですが、
点数が上がった、下がったよりも、

今回お子さんが努力した範囲において
反映できている箇所があるかどうか、

そして、練習した成果が
少しでも発揮できている箇所があれば、
ご家族や、まわりの方がそれを大いに認め、
お子さんといっしょに喜びを共有することが、

お子さんの自信と、
次回へのやる気につなげる上で
もっとも大切なことと思います。